令和4年3月10日、阿久比町議会が第1回定例会を開催した。今回の会議では、いくつかの予算案が審議されたほか、重要な決議案も提出された。
最初の議事では、議案第20号として令和4年度阿久比町一般会計予算が議題に上がった。質疑においては、特に発言はなく、即座に所管の常任委員会への付託が決定された。
次に、議案第21号から第25号までの5つの特別会計予算、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療、水道および下水道の予算がそれぞれ審議された。全ての議案に対し、質疑が行われなかったため、全ての予算案は委員会に付託されることとなった。
最後に、決議案第1号が議題に上がり、ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する内容が取り上げられた。この決議は、山本恭久議員が提案し、議会全体で賛成の上、採択された。
決議文では、ロシアの武力による一方的な現状変更を強く非難し、国際法遵守を求める姿勢が示された。また、政府に対しては現地邦人の安全確保のほか、国際社会との連携を強化し、ロシアへの制裁措置を徹底することが要請された。
本定例会は、次回の開催が3月23日に予定されている。今後の議論が注目される。