令和5年8月7日に甲斐市議会が第3回臨時会を開催した。
この臨時会では、令和5年度甲斐市一般会計の補正予算や農業委員会委員の任命に関する議題が取り上げられた。
市長の保坂武氏は、開会に際し、議員の出席に感謝の意を表した。
その後、議案第51号である一般会計補正予算について説明を行った。
保坂市長は、地域交通や脱炭素社会推進に向けた事業のため、歳入と歳出それぞれ2500万円を追加する意向を示した。
この補正予算は、地域公共交通活性化事業の減額を含むものだ。
具体的には、AIオンデマンド交通の実証運行が11月から行われる予定であることを強調した。
また、脱炭素推進事業には2500万円の増額が計上されており、これは国庫の支援も受けることが明らかにされている。
議案に対する質疑はなく、すぐに討論に進み、原案通りの可決が行われた。
次に、農業委員会委員の任命の件について、保坂市長は19人の委員を任命するための議会同意を求めた。
この件についても討論は行われず、原案通り同意され、任命が決定された。
さらに、日程第23として第一奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議会議員選挙についても行われた。
議長が候補者として山田一廣氏を指名し、異議なく当選が決定された。
以上の議案が全て可決されたことにより、会議は閉会を迎えた。
甲斐市の市政発展が進む中、これらの施策は市民の福祉向上に貢献することが期待される。