令和6年第1回韮崎市議会定例会が、3月13日午前10時に開催された。
会議では、農業委員会や青木御座石財産区管理会に関する重要な議案が扱われ、特に予算案に注目が集まった。
内藤久夫市長が提案した議案第49号については、韮崎市農業委員会委員の任命が審議され、新たに横森昌広氏が任命された。
議案に対して異議はなく、原案の通り同意された。
続いて議案第50号では、青木御座石財産区管理会委員の選任が行われ、水上義仁氏ら7名が選任されることとなった。
議会の同意も得られ、選任が決まり、特に市民に対する安全な公共サービスの提供が期待される。
財務常任委員会は、令和6年度の一般会計予算案などを報告し、歳出の内容が詳細に解説された。
特に、一般会計や各種特別会計に関連する議案は、市民生活に大きく影響する内容であった。
小林恵理子議員は、国民健康保険税の増加に言及し、年間で1億430万円の市民の負担増が見込まれると指摘した。
その中で、保険加入者の実情に基づく負担軽減策が必要であると強調し、市民からの強い懸念の声があることを訴えた。
一方で、守屋久議員は、令和6年度予算が市の総合計画を踏まえた形で適切に編成され、子育て支援や健康づくり施策が十分に含まれていると評価した。
市民が主役の持続可能なまちづくりを目指すため、しっかりとした計画が進められているとの認識を示した。
最終的には、17件の議案がすべて可決され、特に医療や介護に関連する予算案には大きな関心が寄せられた。
議会は、市民生活にとって重要な施策を適切に進めていく意義を再確認し、今後の方向性を示した。
最後に、閉会中の継続審査が承認され、今後の議会運営に向けた期待感が高まった。