令和2年10月21日、甲斐市議会第4回臨時会が開会された。この会議では、市長再選後初の臨時会として、重要な議案が審議された。特に、感染症対策としてのウォッシャブルマスクとエコバッグの購入が大きな注目を集めた。
市長の保坂 武氏は、過去の市長選挙を経て再選を果たし、議会への挨拶で「市政の発展を第一に考える」と強調した。また、ウォッシャブルマスク購入契約について、総務部長の石合 雅史氏が詳細を明らかにした。新型コロナウイルス及びインフルエンザ対策として、市民全員にマスクを配布する計画で、契約金額は約7,546万円であることが報告された。
次に、エコバッグの購入契約についても説明が行われた。この取り組みは、経済活動の促進と環境への配慮が目的であり、契約金額は約4,727万円とされた。市民一人ひとりに配布される予定で、消費喚起を目指す役割も期待されている。
また、市議会では教育委員会委員、監査委員、公平委員会委員の選任が行われ、これらの人事案件も問題なく通過した。特に教育委員会委員の任命については、中込正久氏が新しく選任されたことが報告された。監査委員は小林春男氏と平賀和久氏が再選任された。
選挙管理委員会についても、委員と補充員の選挙が行われ、坂本 美夫氏らが当選した。これにより、同委員会は新しいメンバーで活動を開始する。市長の発言によれば、新型コロナウイルス対策として選挙管理体制を整える重要性が指摘された。
本臨時会では、各議案が迅速に可決され、議会は市民の安全と健康を守るための重要な手続きを進めている。今後の議会の動向に注目が集まるところだ。