令和2年3月10日、甲斐市議会では第1回定例会が開催された。
この会議では合計24件の議案が審議された。
特に、辺地に係る総合整備計画の承認、印鑑条例の改正に関する議案が重要な審議内容となっている。
議案第2号では、福沢辺地に係る総合整備計画の承認が求められた。
この計画は令和2年度から令和6年度までの期間を対象としている。
また、この案に対する質疑はなく、異議なしで可決となった。
次に、議案第3号の甲斐市印鑑条例の一部改正が挙げられた。
この改正は性的少数者への配慮として、印鑑登録証明書の性別記載を削除するものである。
質疑では成年被後見人の印鑑登録の申請方法に関する質問があり、異議なしで可決となった。
議案第4号においては、甲斐市固定資産評価審査委員会条例の改正が提案された。
この改正は、行政手続等の簡素化を図るための措置であり、質疑はなく、可決された。
議案第5号は甲斐市職員給与条例の改正で、地域手当の支給対象に関連する改正が行われた。
また、議案第6号として、職員の旅費に関する条例の改正も提案され、県外勤務者に対する旅費支給の向上が図られることが確認された。
地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴う整備を求める議案第19号も無事可決.
この改正は、本市の関係条例の整備を一括で行うものである。
その後、甲斐市職員の育児休業に関する条例も改正され、この改正は会計年度任用職員制度の導入に応じたものであった。
最終的に市道路線に関する議案が討論なく議決されるなど、充実した内容であった。
今後、次回の定例会が期待される。