令和6年5月23日、甲斐市議会第1回臨時会が開かれ、議長の退任や専決処分の承認など重要な議題が扱われた。
本臨時会では、議題として提案された専決処分の承認が主要な焦点となる。
市長の保坂武氏は、本日付けで甲斐市税条例及び国民健康保険税条例に係る専決処分を報告した。
地方税法改正に対応するための規定改正が含まれ、特に個人住民税の特別税額控除の新設など、政策変動に即した重要な内容となっている。
市長は、改正により「令和6年度分の個人住民税から納税義務者及び扶養親族についての控除を行う」と強調した。
また、議長辞職に関する議題も審議された。
赤澤厚氏が議長辞職の願いを提出し、即座に許可され新たな議長選挙が実施された。
結果、秋山照雄氏が新議長に選出された。
この選挙は、議会の運営において重要な役割を担うものとして注目される。
副議長の選挙も行われ、小澤重則氏が選任された。
このように、本臨時会では新しい議会運営体制が確立され、今後の議会運営はさらなる変革が期待される。
議員同士の協力が求められる中、出席した全議員は、これからの市政への取り組みを確認しあった。
また、議会運営委員会委員の選任も行われ、全体の組織を整えた上で、市の貢献度を高めることが期待されている。
今後の議会活動が、市民へと具体的な施策として返ってゆくことを願う意見も多かった。