令和4年2月の甲斐市議会での一般質問では、田富町敷島線の進捗や新山梨環状道路の計画、自治会活動の重要性が議論された。田富町敷島線は工事が遅れ、令和8年度の供用を目指して整備されることになった。
具体的には、国道20号とつながるこの重要な道路の工事が時間を要し、現在の状況や今後の見通しについて多くの質問があった。市長は、地域住民にとって重要な生活道であり、早期開通に向けて努力する意向を強調した。
また、新山梨環状道路北部区間の活動状況についても触れられ、地域の会合や国、県への働きかけの重要性を再確認した。この環状道路の整備は、地域住民の生活や経済活動に寄与するとされており、今後も進捗を注視する必要がある。
自治会活動に関しては、市内の138団体が協力のもと活動しているが、役員の成り手不足や高齢化という課題を抱えているとの実情が明らかになった。市としては、地域の活性化を図るため、自治会の支援策を検討していく方向性であるとした。
さらに、コロナ禍での生活支援の強化が求められるなか、バイオマス産業都市構想の進捗状況や課題にも言及された。新たな事業者が着手するが、過去の撤退理由を考慮し、試行錯誤の結果として地域の特性に合った事業の展開が不可欠であるとされている。
このような一連の議論を通じて、地域の未来を見据えた政策の重要性が再認識され、議会としても成果を上げていくことが求められている。市長や教育委員会は様々な課題や地域住民の期待に応え、今後の施策を進める意向を示した。