令和元年8月23日、甲斐市議会第2回臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
本日は、和解及び損害賠償額の決定と校務系ネットワーク分離機器購入売買契約締結の2つが中心テーマとなっている。
市長の保坂武氏は、議案説明の中で、最新の防災訓練の実施についても言及した。
最初の議案、報告第6号「和解及び損害賠償額の決定の件」では、道路施設の管理瑕疵による事故が取り上げられた。
この件では、損害賠償金として54,336円を支払い、和解する内容が決定したことが示された。
この事故は2020年5月に、農道の陥没が原因で発生し、賠償の合意が得られたと説明された。
次の議案、議案第52号「校務系ネットワーク分離機器購入売買契約締結の件」は、甲斐市のネットワーク環境の強化を目的とするものである。
契約金額は約4317万円で、リコージャパン株式会社との取引が決定した。
段階的な入札を実施し、入札参加者数の不足により指名競争入札が行われた経過が報告され、最終的に4者が応札した。
市議会議長の長谷部集氏は、両議案について質疑を求めたが、特に異議は出ず、いずれも原案通り可決された。
市長は議会の協力に感謝しつつ、今後の市政の発展に向けた継続的な努力を述べた。
本臨時会は1日間の限られた時間の中で、重要な議案を迅速に処理した。
出席議員は21名で、金丸寛氏が欠席した。
また、開会にあたって市長が、先日の台風10号による影響への注意喚起や防災対策の重要性についても言及し、健康管理や市民の安全を強調した。
議長は会期終了を宣告し、8月23日の全議程を無事に閉会させた。