令和元年第2回北杜市議会臨時会が開催された。
会議は、出席議員21名、及び市長、各部長が出席した。
議事は、報告、第58号、第59号の議案が討議され、全て原案通りに可決された。特に、第58号の議案、「白州町交流促進施設の指定管理者の指定」についての審議が注目された。
市長の渡辺英子氏は、この施設の指定管理者として株式会社アルプスの指定を求めた。渡辺市長は、「令和元年8月1日から令和5年3月31日までの指定管理期間において、地域の振興や交流の促進を期待している」と述べた。
この議案に関連して、担当の山内一寿企画部長が、累計での市納入金が前の管理者の1017万8000円から新たに提案された200万、500万、550万に減額された理由について説明した。
ただし、その見直しには、候補者が提案した事業計画の評価も影響しており、施設の老朽化や修繕が考慮されているとした。
また、第59号の議案では、軽四輪駆動小型消防ポンプ積載車の取得についての説明がなされた。総務部長の丸茂和彦氏によれば、取得金額は2046万円であり、「消防活動の強化を目指し、地域の防災力向上に寄与したい」との意向を表明した。
質疑応答では、野中真理子議員が指定管理料の減額の背景にある事業計画の詳細について質問し、企画部長からは、過去の収支を踏まえた厳密な計画が示されたことが伝えられた。