令和6年第1回韮崎市議会定例会では、様々な市政についての質問がなされた。
特に、行政組織の見直しや新設されるデジタル戦略課に関する意見が多く寄せられた。また、子どもの権利を守るための取り組みや、地域の防災・減災活動についての議論も行われた。
具体的には、訪問支援や地域社会との連携を通じて、「こども家庭センター」の設置が示された。これに関連し、子どもたち自身の意見を聞く機会が求められており、教育現場のできる限り早い改善が期待されている。
また、児童虐待や不登校問題、特に家庭内での実態についても言及され、その背景には親の育児不安や地域の孤立が大きい。市はこれを踏まえ、地域での食堂活動や交流の場を充実させる必要性を強調。
甘利山に関しては、林道の通行止めや、今後のアクセス改善が議論され、来年度に向けた対応が期待されている。また、甘利山グリーンロッジの管理運営も重点的に考慮され、利用促進策が講じられる見通し。特に、施設充実に向けて、観光パンフレットの配布などのサポートが図られる予定となっている。
最後に、体育館の空調設備についても、コストが課題であるが、調査・研究が進んでおり、適切な使用計画が立案されることとなる。これにより、夏場の教室環境を改善するための具体的な方針が求められている。今後も各部門が連携し、課題解決に努める必要があるとされている。