令和3年11月17日、北杜市議会は臨時会を開催し、重要な議案として一般会計補正予算案を審議した。
出席議員20名が定足数に達する中、議長である加藤紀雄氏が会議を開会。記録への署名議員に秋山俊和氏、高見澤伸光氏、輿水崇氏が指名された。
市長の上村英司氏は、いじめ問題や新型コロナウイルスに関する施策について触れた後、補正予算案の概要を提示した。今回の補正予算は、一般会計で総額3億3,031万1千円の追加が見込まれており、歳入歳出共に288億6,996万9千円となる。
具体的には、ワクチン接種のための経費、事業者支援、キャッシュレス推進に関連した予算が組まれていることが強調された。上村市長は「新型コロナウイルスの影響からの経済活動再開を図るため、必要な施策を講じていく」との意向を示した。
議案の審議においては、質疑および討論が行われ、最終的に議案第53号が原案通り可決されるまでの過程が報告された。議員たちからは、一貫して地域の安全や市民の安心に寄与する内容であるとの支持が示された。