北杜市の議会では、地域内の高齢者ドライバーや子育て、農業や地域活性化といった多岐にわたる課題が協議されている。特に、高齢者ドライバーへの支援や免許証返納に関する施策が重要視されており、現状では免許証返納時に配布されるバスの利用券について、タクシー券の選択の要望が寄せられている。最近、北杜市内の高齢者ドライバーは9,191人とされ、免許証返納時に、バスを利用されない方への配慮が必要との声がある。
また、ヤングケアラーの存在も注目されている。家庭内の事情で多くの負担を抱える子供たちの実情を把握し、今後地域連携や支援体制が求められ、具体的な対策を進める必要がある。その一方、公共交通の整備や農業の振興については、さまざまな支援策が取り組まれているようだ。
さらに、オリンピック・パラリンピックに関する質問もあり、フランス選手団の受け入れについては、感染防止対策としてのバブル方式が採用されつつ、地域の特色を生かしたおもてなしが求められている。聖火リレーにおいても、各所で感染防止対策が講じられているが、市民との交流の機会なども求められている。市のホームページや公共情報の透明性や汎用性の重要性も指摘され、改良などが必要との意見もあった。