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北杜市議会、認知症施策と防災対策を強調 

北杜市議会が認知症や防災・減災施策について重要視し、地域住民との協力強化を確認。
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令和5年第3回北杜市議会定例会が9月26日、北杜市議会室で開催された。議会では、認知症施策や減災対策の重要性が強調され、認知症施策について、福祉保健部長の清水市三氏が現状を報告。現在、北杜市には約1,699の認知症高齢者が登録されている。その中で、家族や地域住民が協力して支えるべき重要性が再確認された。具体的には、地域住民による見守りや支援が不可欠で、認知症サポーターなどの養成が進められている。また、「ほくとおかえりネット」による行方不明者支援の取り組みが注目され、登録者数については、9月1日現在で12名が登録され、QRコード付きの見守りシールも配布されている。

次に、減災力強化の必要性が指摘され、地域減災リーダー育成事業については、すでに100名以上が認定されている。これにより、自助と共助の強化が期待される。また、台風や豪雨に対する具体的な防災対策として、荒天時には防災訓練を行い、住民への適切な避難情報の提供が行われる方針が示された。加えて、地域課題早期対応事業を通じて、迅速な対応を図っていく考えも示された。

さらに、北杜市では、公共施設への太陽光発電設備の導入や地域新電力会社の設立が進められている。市長は、公共施設を通じて地域の電力供給が強化されることに期待を寄せている。今回のPPA事業では、55施設に太陽光発電設備が導入される予定で、子育て世代への具体的施策の支援も盛り込まれている。また、雇用や地域の収入増加につながることも期待される。

最後に、市内の病院や公共施設における防犯対策の強化が求められており、防犯カメラの設置状況や地域への周知の必要性が浮き彫りにされた。市はサポートを通じて、安心安全な地域づくりに努める姿勢を改めて確認した。今後も引き続き、市民参加型の防災教育や地域に寄り添う福祉施策など、多岐にわたる施策の推進を目指していくとした。

議会開催日
議会名令和5年9月北杜市議会定例会(第3回)
議事録
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