令和3年9月定例会が北杜市議会で開催され、多くの議案が審議された。
本定例会では、令和2年度各会計の歳入歳出決算の認定や、過疎地域自立促進事項に関する議案が提出された。
上村英司市長は、「北杜市の健全な財政運営と地域発展に向けた取り組みを進めている」と述べた。
特に令和2年度一般会計歳入は367億円を超え、歳出は351億円に達し、財政は安定していると報告された。
また、新型コロナウイルスに起因する施策として、学校給食費や保育料の無償化が提案され、市民の経済的負担軽減を図る方針も決まった。
さらに、請願第4号として小学校の35人学級化や教育条件の均等化を求める内容が発表され、多くの議員が賛同した。
過疎対策に関する条例や、環境基本条例の改正案も議題に上がり、地域の持続可能な発展を目指す姿勢が示された。
一方、「遺骨等を含む土砂の使用しないこと」を求める請願も登場し、市民の声が大きな反響を呼んでいる。