令和4年度第2回天童市議会定例会が開会され、議事が進められた。
本定例会では、会期の決定と議事日程について報告がなされた。村山俊雄議長が会議を開いたことに始まり、会期は6月17日までの12日間と決定した。議会運営委員長を務める鈴木照一氏が詳細を報告し、この日程はタブレット端末で確認可能であると述べた。
また、会議録署名議員の指名も行われ、五十嵐浩之議員、野口さつき議員、古澤義弘議員が選出された。続いて、様々な諸般の報告が行われ、事務処理状況や定例監査の結果などが示された。
特筆すべきは、全国市議会議長会からの表彰状伝達が行われ、遠藤敬知議員、水戸芳美議員、武田正二議員がその功績を称えられた。議場が拍手で満たされる中、感謝状も山崎諭議員や村山俊雄議員に授与された。
さらに、山本信治市長が市道管理上の瑕疵による事故に係る損害賠償の額について報告し、これは市の過失によるものであると説明した。今後、同様の事故防止策を強化する必要があるとの見解も示された。
また、令和4年度一般会計補正予算についても提案され、特に子育て世帯の支援や地域経済の底支えを狙った施策が紹介された。新型コロナの影響を受けた市民への具体的な支援策が、効果の期待される内容となっていることが説明された。
今後は、予算特別委員会の設置が決定し、議案の審査が進行していく予定である。今後数週間にわたり、さらなる議論が必要とされる中、議会は市民に対し、透明性と連携を持って進めることを期待されている。