令和6年3月4日、天童市は定例会を開催し、議員からの一般質問が行われた。
半田大介議員は、市のマーケティング活動について質問。行政のマーケティング活用は重要であり、近年の流山市の成功例を挙げ、天童市でも積極的なプロモーションが実施されていることを指摘。市長は、子育て支援施策を含むプロモーション活動の効果に自信を持っている様子であった。
部活動の地域移行については、半田議員が部活動の存続と運営体制の変更について質問した。地域スポーツ推進のためには、教員の働き方改革が影響を及ぼすとし、市は部活動コーディネーターを配置し、指導者確保への支援を提示した。また、初めて行われた合同部活動が実施され、柔軟な対応が求められている。
子育て支援の強化も重要なテーマとなった。議員は小学校の給食の無償化が進められるよう要望し、教育長はそれに対して国の対応を待つ考えを示した。また、中学生の給食無償化についても低所得世帯の負担軽減を目的に維持されることの意義が強調された。
モンテディオ山形の新スタジアムに関連して、今後のまちづくりの可能性が語られた。市長はこの施設が地域活性化の起爆剤となることを期待していると述べ、様々な方策を検討する意向を示した。