村山市の令和6年3月定例会(第2回)は、一般質問が行われ、様々な市政に関する問題が議論された。
特に、高橋卯任議員は楯岡小学校のスクールバスに関する問題を取り上げ、通学路の安全性や児童の安全確保の必要性を主張した。
彼は、スクールバスの運行スタイルが今後の小学校の統合に照らして見直されるべきと指摘し、現行の制度は高齢化による支援者の減少という新たな課題に直面していると訴えた。
さらに、大内教育長は、現在の運行方法が通学路の安全確保を重視した上で形成されていると認識していることを強調した。
高橋議員は通学支援の重要性を再確認し、安全対策を強化するよう要請した。
また、森直也議員が高齢者への安全支援について質問し、村山市における独り暮らし高齢者の状況や、それに対する具体的な安全対策事業の効果について質問した。
福祉課長は、緊急通報体制の整備や除雪費支給助成事業、火災予防点検事業の実施状況を報告し、今後の支援方法について議論した。
中里芳之議員は、学校給食の無償化について問いた。
他自治体で無償化が進展している現状を示し、市全体で同様の取り組みを実施すべきだとの意見を述べた。
市長は、国における少子化対策を踏まえて今後の取り組みを考えるとしつつ、積極的な進展を期待した。
さらに、パートナーシップ制度の導入も議題に上がり、地域内での認知が進んでいる中、村山市としても前向きな検討が必要との意見が述べられた。