令和4年1月17日に開催された第7回天童市議会臨時会では、一般会計補正予算に関する重要な議題が上程された。
議会は会期を本日1日限りと決定し、議事を進めることとなった。
会議録署名議員には遠藤敬知議員、狩野佳和議員、松田光也議員の3名が指名された。
報告事項として、事務局長の湯村耕司氏が臨時会に出席する職氏名をタブレット端末に掲載し、報告を行った。
また、令和3年度一般会計補正予算(第9号)の専決処分の承認が要求された。
山本信治市長は、予算総額に8,700万円を追加し、補正後の歳入歳出予算がそれぞれ309億7,080万9,000円となると述べた。
この補正予算は、除排雪業務委託料の増額を含む内容である。
市道の除排雪による稼働実績が予想を上回ったため、必要な対策が求められている。
なお、予算に関しては、財政調整基金を財源として充当することが報告された。
その後、質疑が行われ、特に伊藤和子議員から非課税世帯に対する臨時特別給付金についての具体的根拠が問われた。
五十嵐孝健康福祉部長は、国の基準を参考にした世帯数の算出方法を説明した。
また、家計急変世帯の数についても具体的に言及された。
除雪作業についての問題提起も行われ、伊藤議員は市民からの除雪に関する苦情を代弁した。
森谷倫祥建設部長は、現場パトロールを行っていることを説明し、踏み込んだ対応を検討している姿勢を示した。
本日最後の議題として令和3年度一般会計補正予算(第10号)が上程され、再び市長が提案理由を説明した。
予算総額に8億192万円を追加し、歳入歳出予算が317億7,272万9,000円となることが示された。
この補正予算は、主に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた住民への支援を目的としたものである。
最終的に議第45号は原案の通り可決され、今臨時会の閉会となった。
市民サービスの向上を目指し、議会は今後も重要な施策を審議していく姿勢を見せている。