令和4年12月5日、天童市議会の第6回定例会が開会された。
会議では会期が15日間と決定され、全議員が出席した。
まずは、議会運営委員長の鈴木照一議会運営委員長より会期や会議日程の報告がなされ、異議なく承認された。
そして、会議録署名議員として狩野佳和議員、松田光也議員、山口桂子議員が指名される。
次に、事務局長の今田晃事務局長より諸般の報告が行われた。
報告には、議会事務処理状況や監査結果、出席者の氏名などが含まれていた。
また、本日の会議には物損事故に関する専決処分についても報告があり、市長の山本信治氏が事故の概要と示談成立を説明した。
さらに、天童市の情報公開・個人情報保護審査会委員の再委嘱に関する議案が提案され、適任者として再委嘱されることが承認された。
市長は、「情報公開に関する運営がより良いものとなるよう努める」と強調した。
加えて、令和4年度天童市一般会計補正予算(第7号)が提示された。
この補正予算には、市税や国庫支出金の増額を盛り込んでおり、全体の歳入歳出予算が315億788万6000円に達する見込みである。
また、妊娠や出産に際する経済的支援にも資金を充てることが決定された。
市長は、経済支援が市民にとって意義あるものとなることを願っているという。
その後、新関茂副市長より予算議案の概要さらに詳しい説明が行われ、主に政策的判断を要した事業についても言及された。
議員らは、各議案の重要性を理解しながら質疑を行い、すべての議案が円滑に進められる運びとなった。
最後に、議第36号から議第47号の議案および請陳第1号の付託が行われ、すべての常任委員会での審査が求められた。
次回19日の本会議での報告が期待される。