令和元年度第2回天童市議会定例会が5月31日に開催され、各議案が上程された。
この会議では、会期が6月14日までの15日間と決定され、重要な報告案件が複数上がった。
特に、山本信治市長が行った予算繰越明許費に関する報告や、「天童市高齢者健康福祉施設の建設」を含む議案が審議の中心となった。
市長は、「平成30年度予算の見直しが必要であったため、繰越しが発生した」と述べ、自治法に基づく手続きの必要性を強調した。市の運営にとって大きな意味を持つ議案として、今後の財政運営に重要な影響を与える見込みだ。
続いて、議第13号及び議第14号が上程され、高齢者健康福祉施設に関連づけた工事請負契約について進行した。これに対する質疑は行われず、票決を経て両議案は可決された。当該施設は国の補助金を受けており、事業はスムーズに進められる見込みである。
また、山本市長は、「地元企業への支援も含む予算が含まれている」と述べ、地域発展との関係を示唆した。地域の介護保険料の軽減策の導入も示され、特に低所得者層に向けた支援が計画される。
今後はこれらの政治活動を通じて、天童市民の福祉が向上されることが期待されている。各議員は、各委員会での審査を経て、議案の進行を見守る意向を示し、進捗についての報告が行われることになっている。