令和6年6月3日、午前10時から令和6年度第2回天童市議会定例会が開会した。
出席議員は21名で、市長や副市長など行政首脳も出席した。本会議では、会期の決定や報告案件について審議された。
会期は6月3日から6月14日までの12日間と決定された。最高の条例が正常に運用されることで市政が円滑に進むことが強調された。
山本信治市長は、令和5年度の一般会計予算繰越明許費の報告について説明し、補正予算に関する重要なポイントを挙げた。特に、国の経済対策に基づく定額減税補足給付金や新たに住民税非課税となる世帯への給付金の支給について詳述した。
これらの施策は、生活支援を目的とし、障害者や高齢者を含む市民への広範な支援を目指している。この補正予算には、8億5,543万8,000円を追加し、総額308億6,543万8,000円となる。
また、教育長の相澤一彦氏は、マウスガードの普及促進に関する請願陳情について言及し、スポーツ外傷の予防に向けた取り組みの重要性を訴えた。天童市歯科医師会からの提案を中心に、健康教育の強化が求められている。
一方、消防関係の議案も多数提出された。消防ポンプ自動車や救助工作車の取得が報告され、老朽化した設備から最新の車両への更新が決定された。これにより、救助活動の迅速化と住民の安全確保が期待される。