令和元年9月6日、天童市議会の定例会が開催され、重要な議案が審議された。
議事は、平成30年度決算の認定、令和元年度補正予算の提案など、多岐にわたる内容となっています。まず、決算特別委員長の山崎諭氏は、令和30年度天童市一般会計決算について、賛成多数で認定すべきものと決定したと報告しました。この中で、認第1号から認第9号までの計9件の決算は、全て異議なく認定された点が強調されています。
また、予算特別委員長の鈴木照一氏は、令和元年度一般会計補正予算(第5号)について、全員異議なく原案の通り可決すべきものと決定したと報告しました。この補正予算は、市民生活に直結するものであり、今後の施策に大きな影響を与えると考えられています。
さらに、議会内での質疑応答の中で、昨年指摘された女性の委員割合について、石垣昭一議員が反対討論を行いました。彼は、決算に関し、女性委員の割合が一定の前進を見せたものの、目標にはほど遠いと指摘しました。特に、女性管理職の割合が低いことを問題視し、男女共同参画推進に向けたさらなる努力が求められています。
また、乗り合いタクシーの運行事業についても意見が交わされ、登録者数が2,399人に対し実利用者は474人と低迷していることが明らかになりました。利用者の拡大には、さらなる周知活動が必要とされています。
また、山本信治市長は、補正予算に関して、林道の路面陥没事案に対する調査と修繕費用が計上されたことを説明しました。これにより、市民の安全が確保されることが目指されています。
定例会では、引き続き全ての議案が原案通り可決され、閉会に向かう中、議員一同の努力が評価されました。今後も市政発展のために重要な施策が進められることが期待されています。