令和2年6月17日、天童市議会は定例会を開催した。
この日の議事では、全国市議会議長会会長からの表彰状が伝達される一方、令和2年度の補正予算に関する4件の議案が審議された。特に、令和2年度天童市一般会計補正予算(第4号)については、全員が異議ないとの確認のもと可決され、また介護保険関連の予算についても同様の決定が下された。
議長の山崎諭氏は、議事の進行にあたり、議案に対する質疑応答の時間を設けた。経済部の大木真部長は、新型コロナウイルス感染症に伴う経営持続サポート給付金などの新たな施策について説明を行った。彼の発言によれば、この制度は50%未満の売上減少となった事業者への支援を目的としている。
また、消防ポンプ自動車の取得に関する議案については、総務教育常任委員長の鈴木照一氏が、現在の消防車両の老朽化が進んでおり、消防力の向上が求められていると指摘した。この提案も全員異議なく可決された。
議事の中では、市の税収および社会保障制度への影響も論じられ、軽油引取税の課税免除の特例措置の継続が強く求められた。この意見書は、多くの議員によって支持され、議会の決定に至った。発言者としては、鈴木氏がその立場を明確に示した。
最後に、追加議案も含めた予算関連の議案が一括して可決され、令和2年度における市の財政状況が安定していることが強調された。これにより、議会は閉会となり、議事をすべて終了した。