令和元年度第3回天童市議会定例会が開催され、様々な議案が取り上げられた。
最初に、赤塚幸一郎議長は会期を9月6日までの17日間とすることを報告した。これに異議がなく、会期が正式に決定された。
次に、会議録の署名議員には遠藤喜昭議員、佐藤俊弥議員、渡辺博司議員が指名された。これも特に異論は出ず、承認された。
諸般の報告では、佐藤雅事務局長が6月以降の議会事務処理状況を報告した後、議会の監査委員からの報告も受けた。議事は順調に進行する。
重要な議案としては、報第9号令和元年度天童市一般会計補正予算の専決処分を求めるものがあった。山本信治市長は、240万円の追加とした歳入歳出予算総額について説明。補助金の内容は、農作物の病害の抑制を目的とするもので、特に西洋梨やリンゴなどへの影響が考慮された。
続いて、議第41号教育委員会委員の任命に関する議案が提出された。市長は新たに大内あゆ子氏を任命することを提案した。
また、決算についても議論があり、平成30年度の一般会計決算については、歳入総額267億2,087万5,000円、歳出総額252億2,723万1,000円で、実質収支は13億8,399万2,000円の黒字であることが報告された。
さらに、予算特別委員会が設置され、令和元年度の一般会計や特別会計の補正予算案も審議されることになった。これらの補正予算は、地域経済の振興や福祉の充実を目指すものである。
議長は、全議案について異論がなく、順調に審議が進んでいることを確認しつつ、さらなる市政の発展に向けた討論を促した。今後の審議には、多くの市民の期待が寄せられている。
また、決算特別委員会の結果は次回会議で報告されることになり、議員全員でその内容を把握することが求められる。議案の付託についても、全ての議員がスムーズに理解し合えるよう努力していく必要がある。