令和5年3月3日の議会では、幅広いテーマに関する一般質問が行われ、地域おこし協力隊の増員や市立図書館のリノベーションなどが注目を集めた。
特に、水戸芳美議員は地域おこし協力隊の増員を提案し、全国的な定住率の高さに着目した。彼女は隊員数の増加が地域活性化に寄与する点を強調した。水戸議員はさらに、天童高原の観光資源を最大限に活用するため、観光促進を視野に入れた隊員募集の意義を説いた。
また、彼女は現役隊員の相談体制の整備が重要であると述べ、各市町村の積極的な支援が求められると訴えた。
さらに、議会では市立図書館のリノベーションについても質疑が行われ、狩野佳和議員がその必要性を訴えた。彼は市立図書館の設備老朽化が問題であることに加えて、現行の図書館の機能では新たな附加価値の創造に限界があるとの見解を示した。
また、狩野議員は移転新築の可能性についても提案し、長期的視点での検討を促した。市は今後、専門家の意見をもとに改善策を練っていく方針を示している。
このように、今議会では地域おこし協力隊の活動や市立図書館の将来像について活発な議論が交わされ、さらなる市民生活の向上に向けた取り組みの重要性が確認された。