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天童市議会、コロナ対策・補正予算を可決

天童市議会は、令和2年12月24日に補正予算案等を可決し、新型コロナウイルス対策を強調した。
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令和2年12月24日、天童市議会は第8回定例会を開催した。各種補正予算案が審議され、重要な議案が原案通り可決された。

まず、令和2年度一般会計補正予算(第9号)は、約2億9,217万5,000円の増となり、総額372億2,934万6,000円に達する内容である。この予算は、農林水産費や商工費が含まれ、大雪に伴う除雪対策や新型コロナウイルス感染症の影響を受けた飲食業への支援を目的としたものである。

市長の山本信治氏は、具体的な支援として飲食業緊急支援給付金の計上があることを示し、「新型コロナウイルス対策として、市民の経済的な負担を軽減するための措置を講じている」と述べた。

また、新型コロナ感染症による影響も目立つ中、鈴木照一総務教育常任委員長は、感染者や医療関係者への誹謗中傷に対する決議案を提案。「新型コロナウイルスは誰もが感染しうるものであり、誹謗中傷は不当な差別であり許されない」と強調した。これに賛同する形で、全会一致で可決された。

さらに、議員全体の活動として、議員定数・議員報酬検討特別委員会の設置が決定された。これは議員定数及び報酬の在り方を見直す目的であり、今後の市議会の運営において重要な方針となる。

補正予算の中には、例年発生する大雪対応のための除雪費も含まれており、伊藤芳春建設部長が詳細を述べた。予算は1億5,000万円に対し、過去の実績も踏まえ、追加の補正で2億円を計上することにより、除雪作業が円滑に進むよう計画されている。

総じて今回の議会で可決された各種補正予算と条例改正は、厳しい経済状況の中で求められる迅速な対応を示した一方で、住民生活の安定を図るためのものである。議会は、この成果を反映し、引き続き市政全般にわたる意見を市民と共有し、対応策を模索していく意向を示している。

議会開催日
議会名令和2年12月天童市定例会(第8回)
議事録
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