令和2年9月11日、令和2年度小矢部市議会定例会が開催された。
本会議では、令和2年度の一般会計補正予算案や、令和元年度の水道事業会計剰余金の処分に関する議案が取り上げられた。特に、白井中議員による質問が印象的で、地域振興に向けた施策の推進が求められた。一般会計補正予算については、補正額が大きく、議員たちからの厳しい質問が続いた。
さらに、議案の中には新型コロナウイルス感染症に関する請願もあり、米価の下落を阻止するための請願第1号が審議された。この請願は、地域の農家にとって重要な課題とされ、議会でも活発な議論が交わされた。議員たちは、コロナ禍による影響を受けた農業への支援を強調し、対策の必要性を訴えた。
議論の中で、白井中議員は、特に石動駅周辺の整備や、市民図書館の新しいサービスについても言及した。近年、地域経済の活性化が求められ、市民が施設を利用しやすくなるような計画が進められている。
次に、学校教育に関しても議論があり、コロナ禍で学校行事が縮小される中、生徒たちの精神的な健康が心配されているという指摘があった。特に、不登校の実態についても注目が集まり、教育当局は定期的なフォローを行う必要があるとされる。
最後に、家庭ごみの減量化に関する施策についても意見が交わされ、特に市内の資源回収団体の活動活性化が求められている。市は今後も市民の協力の下、ごみの減量化と再資源化に向けた取り組みを進めていく方針を示した。議会全体が市民の信頼を得るために具体的な施策の実行を追求している。初めて導入される施策が、地域経済活性化や市民生活向上に寄与することが期待されている。