令和元年第4回塩谷町議会定例会が開かれ、議長と副議長の辞職及び選挙が行われた。特に議長辞職の件については、斎藤定男議員が辞職願を提出し、異議なく許可される運びとなった。
続いて議長選挙が行われ、直井美紀男議員が新たに議長に就任した。就任の際に直井議長は「スムーズな町議会運営を目指す」と表明した。
副議長の辞職についても、橋本巖議員が辞職届を提出し、これも異議なく許可された。副議長選挙には冨田達雄議員と和氣勝英議員が候補として立ち、くじ引きによって冨田議員が当選した。
さらに、町長である見形和久議員が提出した議案の説明において、合計8件の議案が上程された。議案の内容には、森林環境譲与税基金条例の制定や水道料金審議会条例の制定、職員の勤務時間に関わる条例改正が含まれている。
議案の中でも、森林環境譲与税の創設を背景にした条例は重要視されている。これにより、地域における森林管理がより効率的に行われることが期待されている。特に町長は、議案の審議が慎重に行われることを強調した。
また、塩谷町では、次年度に水道料金の改定を予定しており、広範な意見を集めるための審議会も設置される。これにより住民のニーズが反映されることが望まれる。
最後に、常任委員会と議会運営委員会の委員が選任され、日々の議会運営が円滑に進むよう整備が進められている。議会活性化に向けた取り組みも引き続き注視される。