第426回高根沢町議会定例会が令和6年6月4日に開催された。議会では、合計19件の議案が提案され、重要な議題として教育委員会委員の任命同意や、いくつかの条例改正が含まれている。
初めに、議長の神林秀治氏が会議を開会し、出席議員は全員で12名と確認された。日程には会議録署名議員の指名や会期の決定が記載されており、会期は本日から6月11日までの8日間と決定した。
提案理由の説明を行った加藤公博町長は、教育委員会委員の任命同意について言及し、任期満了を迎える齋藤君世氏を再任する必要があると述べた。この任命は議員から賛成を得て可決された。
次に、議案第2号に関する質疑が行われた。高根沢町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の一部改正について、質疑は行われなかったが最終日に監査委員の意見を求めることが認められた。
さらに、議案第3号の町税条例の一部改正、議案第4号の都市計画税条例の一部改正についても、質疑・討論は行われず、原案通り可決された。これらは地方税法の改正に基づく内容である。
加えて、議案第5号から第9号まで複数の条例改正が一括で提案され、全て原案通り可決された。特に高根沢町の家庭的保育事業に関する基準や、地域包括支援センターの人員基準に関する改正は、福祉政策の重要な要素として取り上げられた。
予算関係議案では、令和6年度の一般会計や国民健康保険特別会計など複数の補正予算についても質疑はなく可決され、加藤町長は必要な財産取得についても報告した。
議会ではまた、地方自治法の改正に伴い、議会規則のデジタル化対応のため発議第1号及び第2号が提出され、両方とも原案の通り可決された。これにより、高根沢町の議会活動はさらに効率的に行われる見込みである。
最後に、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙が行われ、選出されたメンバーが承認された。本日の日程は全て終了し、次回の開会は一般質問を予定している。