令和2年9月9日に開催された塩谷町議会定例会において、議員からの一般質問が行われた。
まず、デマンド交通についての質問があった。
橋本巖議員は、デマンド交通の運行状況や利用者から寄せられる苦情について詳しく尋ねる。
寄せられた意見には、病院への通院が難しくなったことや帰りの便の確保が課題として挙げられ。
この件について、町長は、運行に関する諸問題への改善を約束し、運行計画を見直す意向を示した。
次に、中学校における携帯電話の取扱いに関する質問が行われ。
篠原操議員は、塩谷中学校で携帯電話の持ち込みが全面的に禁止されていることに懸念を表明。
文部科学省から出されたガイドラインに基づき、一部解除することを推奨した。
教育長は、今後の対応策や調査を検討する考えを示した。
さらに、契約事務マニュアルの運用状況についても言及され、篠原議員は、契約の透明性や適正管理を訴えた。
副町長は、マニュアルの運用状況を定期的に監査し、問題解決に苦慮する姿勢を強調した。
特に、空き家対策事業に関する質問も出され、橋本議員は実態と今後の施策について問うた。
町長は施策の強化を約束し、空き家の管理や利活用に関する対策について言及した。
また、コロナ後の学校再開に際しても、教育長より不安や課題を認識しているとの答弁があった。
それぞれの議員が町民生活に直結する問題を議論し、町の施策に対する方向性が問われた。