令和3年第3回塩谷町議会定例会が開催され、複数の議案が可決された。
特に、塩谷町の自然環境と太陽光発電設備に関する条例の制定が焦点となった。
議案第1号では、橋本巖議員が現状の太陽光発電設備の設置状況について質問を行った。
住民課長の柿沼佳子氏は、町内にある太陽光設備の数は約150か所と回答。
現在の方針としては、50キロワット以上の新設には条例の適用を予定していることを示した。
今後新設の際には、環境保護の観点からも注意が払われるべきと指摘した。
この条例によって、透明性が向上し、町民の安全と安心を確保することが期待される。
次に議案第2号、塩谷町税条例等の一部改正についての質疑が行われた。
この改正は特定都市河川浸水被害対策法の一部改正に関連している。
税務課長の齋藤紀代美氏は、鬼怒川と荒川が対象となる可能性があると述べた。
特に、過去の災害を踏まえた対応が求められていることが強調された。
また、議案第3号として体育施設設置及び管理条例の一部改正が提案され、運動広場の位置づけが問われた。
君島勝美議員は、特に学童野球に関連して使用継続についての確認を行った。
庁舎建設準備室長の鈴木修司氏は、調整池機能に主眼を置くとの見解を示した。
これにより、町内の運動施設の使用に関する新たなニーズに応えていく方針であるという。
一連の議案が可決されたことにより、今後の町の方針や魅力的なまちづくりが進展することが期待されている。