令和元年6月21日、塩谷町議会にて臨時会が開かれ、財産の取得についての議案が可決された。
議案は、旧大久保小学校に設置する大型の木製遊具に関するもの。採決が行われた結果、出席議員すべてが賛成し、承認された。この遊具は、地域おこし協力隊の発案により、地域活性化を目的として導入されることとなる。
議長を務めた直井美紀男議員が開会を宣告し、議事日程を報告した。議案の提出は町長の見形和久氏。見形氏はこの施設が「地域活性化と遊休財産の有効利用」を図るものであると強調した。
質疑に立った橋本巖議員は、「施設全体の構成が不透明」と指摘し、遊具設置に際しての具体的な計画書が必要であると述べた。この質問に対し、保健福祉課長の星育男氏は、施設の手作り感を大切にしつつ、子供たちにとっての安全性を確保する方針を示した。
また、星氏は利用者の要望をもとに、運営管理について地元団体と連携する考えを示した。運営コストについては、人件費を中心に検討しており、具体的な数字は今後調整していく意向である。