令和4年1月11日、塩谷町議会臨時会が開会した。
本日、議会では令和3年度塩谷町一般会計補正予算（第9号）の採決が行われ、全員一致で可決された。
補正予算は、主に新型コロナウイルス対策に関連するもので、総額は72億2,470万円となる。
副町長の杉本宏之氏は、「コロナ陽性者が出た影響で、職員の感染防止に努めている」と述べた。その上で、陽性者の発生について詳細に説明し、町民への周知を図っていることを強調した。
また、議案の提出後、質疑応答が行われた。橋本巖議員は、「所得制限を撤廃したことによる影響は？」と質問した。
保健福祉課長の磯京子氏は、「全ての家庭に対し10万円を給付する」と答えた。この施策により、貧困家庭への支援が強化される見通しである。
さらに、独自の施策についても検討が必要であるとの意見が出され、対応策の周知が求められた。
議会では、庁舎建設に関する議員会の開催も報告された。
杉本副町長は、ワクチン接種の進捗状況についても言及。今月から高齢者向けの3回目接種を本格的にスタートさせる方針を示した。
議長は、「議事日程のすべてを終了しました」と宣告し、議会は午前10時21分に閉会した。今後の補正予算の執行が注目される。