令和元年第1回さくら市議会臨時会が、2020年7月11日に開催された。
市議会では、重要な議題として、さくら市情報公開条例の改正および上松山小学校の増設工事についての議案が取り上げられた。議長の石岡祐二氏が会議を開会し、出席議員全員の同意を得て、会議が進められた。議件の一つである専決処分の承認については、質疑がないまま進行し、全員賛成により承認された。
次に挙げられた議案第2号では、上松山小学校の増設工事に関する契約について議論が交わされた。市長の花塚隆志氏は、「2億3,760万円の契約を岡村建設株式会社と結ぶ」、「学校の施設条件を向上させることで未来の教育環境を整えたい」と述べた。質疑も行われなかったため、こちらも直ちに採決に移った。議案は、全員の賛成により可決された。
この臨時会では、議会運営委員会と広報委員会の視察研修についても報告がなされた。議会運営委員長の永井孝叔氏は、加賀市や彦根市などを視察した結果を共有した。視察の目的は議会改革の最前線を学ぶことであり、今後の議会運営に生かしていく方針が強調された。議会広報委員長の岡村浩雅氏も、広報の強化策として先進的な紙面づくりの成果を発表した。
午前10時には全ての議事を終了し、議長の石岡祐二氏が閉会を宣告した。今回の臨時会は、地域の重要な事案をスムーズに処理するため、大変意義深いものであったと言えそうだ。