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さくら市議会で市長が所信表明、新型コロナ対策強調

さくら市議会で花塚隆志市長が就任後初の所信表明を行い、新型コロナウイルス対策に言及した。今後の施策も紹介。
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令和3年5月13日に行われたさくら市議会臨時会で、花塚隆志市長が就任後初の所信表明を行った。

市長は、「私が2期目の市長就任後、初めての議会となりますので」と述べ、市政運営に対する意気込みを表明した。

4年間の任期に対する責任感を強調し、これまでの実績を踏まえ、次の施策に取り組む意向を示した。特に進化プランをもとにした具体的な成果の紹介があり、交流人口倍増や待機児童ゼロなどの実績を挙げた。

市長は、特に新型コロナウイルスの影響を意識し、「感染蔓延防止と経済支援に万全を期す」と発言した。高齢者向けワクチン接種を令和3年4月28日から開始しており、接種率向上のための施策も進めていくと強調した。

また、財政についても言及。令和3年度予算については約187億8,000万円で、市税収入が減少している現状を説明した。「厳しい財政状況の中でも、効率的な運営を目指す」とし、保育園の民営化や公共施設の統廃合を進める考えを示した。

議会では、さくら市選挙管理委員会委員および補充員の選挙も行われ、津浦幸夫氏と坪山昇氏、斎藤功氏、大森陽子氏の当選が決まった。

今後の課題として、市長は「新型コロナウイルス対策と共に、地域の経済を支えていく」とし、関係機関と連携しつつ実施していく考えを披露した。こうした方針の下、さらなる市政の進展が期待される。議会はその後、6件の議案についての議論も行われ、すべての議案は承認された。

議会開催日
議会名令和3年5月さくら市議会臨時会
議事録
タイトルの評価所信表明や新型コロナ対策に関する内容が議事録に基づいており、正確に反映されているから。
説明文の評価所信表明の要旨と新型コロナ対策が正確に言及されているため。
本文の評価所信表明の内容や新型コロナ対策、財政状況について適切に記載されているため。

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