令和3年第4回さくら市議会臨時会が開催された。
議会は新型コロナウイルス対策を踏まえ、3密回避を意識した議事進行が行われた。
出席議員は18名であり、会議の定足数を満たしている。
市長の花塚隆志氏が提出した議案は、議案第1号、専決処分の承認を求めるものである。
この議案は、令和3年度さくら市一般会計補正予算(第3号)に関するもので、補正予算額に2909万7000円を加え、総額193億6993万9000円となる。
歳入では新型コロナウイルス感染症関連の国庫支出金が計10891万7000円計上され、これにより生活支援及びワクチン接種に必要な経費が賄われる。
歳出は、民生及び衛生分野への支出が5092万6000円計上され、生活困窮者支援事務費やワクチン接種関連の事業費が含まれている。
また、議案第2号についても提案された。
こちらは、令和3年度さくら市一般会計補正予算(第4号)であり、7900万円の追加が認められる。
この補正によって合計194億4793万9000円となり、主に新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金が歳入に計上されるという。
議事進行に際しては、質疑は行われず、両議案ともに原案通り承認される運びとなった。
議案第1号に対する質疑はなく、議案第2号も同様であったため、議論は省略される。
出席した全議員が起立し賛成の意を示し、議案は可決される。
本臨時会は、以上の議案を承認し閉会された。
議長の渋井康男氏は会議の終結を宣告し、全日程が終了したことを報告した。