令和5年12月14日にさくら市で開催された定例会で、複数の重要議案が討議され、すべて原案通り可決された。
議会はこの日、各常任委員会の行政視察研修報告を皮切りに、議案の審査に入った。特に、議案第1号であるさくら市温泉浴場条例の一部改正や、議案第2号のさくら市総合交流ターミナル条例の一部改正については、建設経済常任委員会の委員長である小堀勇人氏が詳細な審査経過を報告した。この中で、公の温泉料金設定について産業経済部長が業界の動向を注視しつつ、適正価格を目指すと言及した。
さらに、議案第6号に関しても同じく大河原千晶氏が進行し、学校整備基金条例改正案が特に教育現場のニーズに応えるものとして重要視されていることが伝えられた。質疑応答の場では、教育長や関係部長が出席し、議員からの意見に対し明確な見解を示した。
加えて、歳入歳出の目立つ内容として、予算審査特別委員会の委員長である若見孝信氏より、予算の補正等に関する議案第8号から第13号までの一括審査が報告された。市の主要な施策を支えるため、同氏は各議案に関わる詳細な経緯を説明し、議会への強い説明責任を果たしている点が評価された。
その後、追加提案された議案についても同様に審議され、国民健康保険税条例等の改正点が明確化される中、これらの議案もそれぞれ原案通り可決された。市長の花塚隆志氏は、兵庫知事や他市の協力が今後の充実した施策推進に寄与することを強調し、会議はスムーズに進行した。
最後に、議会の閉会宣言が行われ、すべての議事が終了した。今回の定例会では市政に深く関与する重要な議題が扱われ、出席者の一体感も目立った。議員らは市民の声を敏感に受け止め、今後の合意形成に向け引き続き努力する姿勢を示していた。