令和4年9月6日、さくら市議会定例会では、給食センターや道の駅の火災、そして陶板購入についての議論が行われた。
まず、給食センターの整備について市長は、臨時議会での債務負担行為承認を受けて今後の手続きを進めることを強調した。議長から議会軽視との批判が寄せられる中、工事の緊急性を理由に即決処分に至ったと説明した。しかし、櫻井秀美議員は早期の議会報告がないことに疑問を呈し、6月定例会に持ち込むことができたのではないかと指摘した。
次に、6月19日の道の駅きつれがわの火災に関しても話題となり、火災の発生以降の対応が問われた。市長は、火災による損害賠償については重過失が認められなければ請求できないと述べ、火災原因の調査が続いているとのことだ。議会側からは、火災の原因を特定し、適切な対応を早急に取る必要性が強調された。
さらには、島田恭子氏の陶板購入についても議論された。市長は、陶板を買う理由がシティプロモーションの一環であると説明したが、議員からはこの購入が以前否決された案件であるため、透明性が欠けているのではないかといった指摘もあった。
今回の議会では、議会側からの厳しい視線が市の施策運営に向けられたが、市長は適切な手続きに則った運営を続ける意向を示した。今後の議事運営と市の施策づくりにおいて、より一層の透明性が求められる。