令和2年第2回さくら市議会臨時会が、5月8日に開催された。
この臨時会では、さくら市長等の給料の減額に関する条例の制定など、4つの議案が審議された。
議案第1号では、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、現下の厳しい経済状況を反映した形で、市長や副市長、教育長の給与を減額する内容が提案された。
花塚 隆志市長は、給料減額の必要性を強調した。
「経済が厳しい状況にあり、私たちも責任を持ってその一翼を担う必要がある」と述べている。
議会では異論なく、そのまま採決が行われ、原案通り可決された。
次に議案第2号として、新型コロナウイルス対策基金条例の制定に関する議題が提示された。
この基金は、対策に必要な経費を捻出するためのものであり、議会はスムーズに採決に移った。
議長の石岡 祐二氏が提案を読み上げ、全会一致で原案が可決された。
また、令和2年度の一般会計補正予算に関する議案第3号が上程された。
こちらも特に質疑がなく、採決によって原案の通り可決された。
補正予算には、特別定額給付金や児童手当などの支出が盛り込まれている。
さらに、議員報酬の減額特例に関する条例の制定案も提出され、これも異議なしで採決された。
新型コロナに対応するため、議員自身の報酬を見直す必要があるとの意見が、各自から発言されている。
議会の運営については、すべての議案がスムーズに審議され、最終的には全て可決されて会は閉会。
議長の石岡 祐二氏が閉会を宣告し、出席議員全員が満場一致で会議の成功を喜んでいた。