令和元年第1回さくら市議会定例会では、議案第5号から第11号、及び追加議案第1号が可決された。特に、森林環境譲与税基金条例の制定や一般会計補正予算が主な議題として上程された。
議案第5号の森林環境譲与税基金条例について、建設経済常任委員会委員長の櫻井秀美氏は議案の審査経過を報告した。委員会は市道の現地調査を行い、質疑では桜の木の植栽についても問われた。税収見込みは、令和6年度から年間約2,300万円とされ、市の実際の交付額は400万円から徐々に増加すると説明された。
次に、議案第10号の令和元年度さくら市一般会計補正予算(第2号)に関する報告が鈴木恒充議員から行われた。審査の結果、残高は18億8,731万5,000円と見込まれており、各委員長の報告に対しても質疑がなかった。
また、議案第11号について、介護保険特別会計補正予算の内容が福田克之議員から報告された。消費税増税に伴う必要経費が計上されており、全委員の賛成により原案通り可決された。
さらに、追加議案第1号である一般会計補正予算(第3号)が提案され、工事内容の変更について質疑がなされた。議案は全員賛成で可決された。
今回の定例会では、議会活性化特別委員会の設置に関する決議も行われ、永井孝叔議員がその理由を説明した。議会や市民の期待に応えるため、特別委員会の設置が求められた。