令和4年第2回さくら市議会臨時会が開催された。各議案について専決処分の承認を求める審議が行われ、全て可決された。
会議は5月19日に行われ、市長花塚隆志氏が提案理由を説明した。
当臨時会では、さくら市税条例等の一部改正や国民健康保険税条例の見直しなど、重要な案件の承認が求められた。
議案第1号、さくら市税条例等の改正については、質疑が行われなかった。議会は常任委員会の付託及び討論を省略し、直ちに採決を実施。
出席全員の賛成により原案通り可決された。これに続いて、議案第2号及び第3号も同様に進行。議案第2号の都市計画税条例も全員賛成で承認され、議案第3号は主に保険税の課税限度額を引き上げる内容で無異議の上可決された。
議案を通じて、財源の確保を狙った税条例の改正が進められた。例えば、議案第4号の令和3年度一般会計補正予算(第13号)では、歳出が基金へと振り向けられており、具体的に桜の郷づくり事業等への活用が目指されている。これに対し、矢澤功議員は、提案理由説明書に具体的な使用目的を明示するよう要望した。
また、第5号と第6号では令和4年度及び熟田小学校の老朽化改良工事が審議された。議案第5号は可決され、地域教育の充実が図られる。
議長は、議事を終え閉会を宣告。出席議員は18名で、全員が議決に参加した。今回の臨時会では、市民生活に影響を与える重要な議案の承認が行われ、さらなる市政運営の進展が期待される。