さくら市は令和2年第2回定例会を開催し、様々な議題が審議された。
議会は、会期を本日から6月5日までの8日間と定めた。これにより、提出された32議案、4報告、1諮問、1議員案についての質疑や討論が行われることになる。
市長の花塚隆志氏は、全国の緊急事態宣言の解除を受け、感染者がゼロであることを強調した。市民の行動が成果を生んでいるとし、医療従事者や教育関連の方々に感謝の意を表した。市長は、今後も警戒を怠らずに施策を進めていくと述べた。
次に、市議会は議案第13号として、さくら市教育委員会教育長の任命同意について採決を行った。議長の石岡祐二氏は、質疑と討論を省略した上で、原案に賛成する意見が多数を占め、無事に任命同意が決定された。教育長である橋本啓二氏は今後も同職を務めることとなり、議員たちの支持を受けた。
さらに、議案第14号から32号までの農業委員会委員の任命同意に関する議題も採決された。こちらも質疑を省略し、一括で採決が行われ、全て原案通り可決された。議員たちの選任により、市の農業政策が今後も進展することが期待される。
報告第1号として、令和元年度の一般会計繰越明許費等の状況についての報告が行われた。出席した笹沼昭司議員は、災害復旧費に関する質疑を行い、状況説明がなされた。報告第2号から第4号も、質疑応答がなくスムーズに進行した。
また、諮問第1号として人権擁護委員候補者の推薦について議論され、議会は同様に質疑を省略した後、全員賛成で決定した。このように、市議会は円滑に議事を進行し、市民生活に密接する様々な施策について真摯に議論を続けている。
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置に関しても、議論が交わされた。議員案第1号が提案され、市民の健康や経済活動に最小限な影響を与えるための取り組みについて委員会が設置されることが決まった。特別委員会は、新型コロナウイルスに関する現状を審査し、必要な支援を検討していく予定である。