令和2年第6回さくら市議会臨時会が、11月27日に開催された。選出された議員たちが出席し、重要な議案が請求された。市長の花塚隆志氏が推進する形で進行されたこの臨時会では、3件の条例改正が主に討議された。
議案第1号では、さくら市議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の改正が提案された。市長は「特別職の国家公務員の給与改定を考慮し、期末手当の支給割合を引き下げる」と説明した。この変更は多くの議員の理解を得て、結果的に全員賛成で可決された。
議案第2号では、さくら市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正が提出され、こちらも質疑はなく、即時採決が行われた。議長である石岡祐二氏は「議案第2号は原案のとおり可決された」と報告した。
議案第3号に関しては、さくら市職員の給与に関する条例等の改正が同様に質疑のないまま進行した。矢澤功議員からの質問には、総務課長の櫻井広文氏が「特定幹部職員とは課長職以上である」と、特定の職員区分が示された。さらに、勤勉手当と期末手当の違いを理解する重要性が強調された。
午後11時16分に議長は「すべての議事は終了した」と閉会の宣告を行い、この臨時会の結果が市政に反映されることが期待される。議案の採決が円滑に実施されたことは、今後の市議会運営にも良い影響を及ぼすだろう。