令和5年第2回さくら市議会定例会が、5月31日午前10時から開催された。
市長の花塚隆志氏は、会期を6月16日までの17日間と決定する旨を報告し、各議案の提案理由を説明した。主な議題には、さくら市税条例の一部改正や国民健康保険税条例の改正が含まれていた。これらは、新型コロナウイルス影響による減免措置の延長などが主な目的である。
特に、議案第1号であるさくら市税条例の改正では、森林環境税の導入や軽自動車税に関する変更が提案された。この件について、総合政策部長の添田達央氏は、「森林環境譲与税の資金は人工林の整備などに使用される」とし、また地元の実績に言及した。議員からの質疑には、「森林環境税の具体的な動向」や「県民税との違い」についての質問があり、税務課長の松本建一氏が詳細に回答した。
さらに、議案第2号や3号では、介護保険条例の改正や家庭的保育事業の運営基準が議論され、安全計画の策定義務などが新たに義務付けられることとなった。提案者は「これにより保育の質向上を図る」と述べた。また、矢澤功議員が安全計画書の策定について質問する場面も見られた。