令和2年6月8日、大田原市議会は定例会を開催した。
出席議員は21名であり、会期が10日間であることが決定された。
本会議では、市長津久井富雄氏より、報告第2号として専決処分事項について説明された。
損害賠償に関する処理が報告され、質疑も行われたが、特に異議は出なかった。
次に、報告第3号から第5号までの繰越計算報告が一括上程され、市長より詳細な説明があった。
これらは過去の事業に関連するもので、質疑も行われたが、質疑応答は円滑に進んだ。
議案第39号から第48号までは市長の専決処分事項として説明が行われ、特に緊急を要する内容であることが強調された。
議案の中には、新型コロナウイルス感染症関連の補助金についての内容もあり、市長はこの緊急の対策の必要性を訴えていた。
特に議案第44号は新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に関連しており、具体的な事業の実施内容が提案されている。
続いて、議案第49号が上程され、人権擁護委員の候補者に関する推薦が行われた。
市長による説明後、質疑が行われ、すべての議案が満場一致で可決される結果となった。
最後に、陳情第1号、第2号はそれぞれ委員会に付託され、今後の進展に注目が集まる。
本日の会議はその後、午前10時より再開することとされた。