令和4年12月定例会が11月28日、大田原市議会で開催された。
この会議では、会期が11月28日から12月7日までの10日間に決定された。
議長の君島孝明氏は、開会にあたり出席議員が18名であることを確認し、議事を開始した。
最初に、会議の運営に関する報告が議会運営委員長の菊池久光議員からなされ、報告には一般質問の承認や提出される議案の内容が含まれていた。
今回の定例会では、報告1件と14件の議案が提出され、まずは会期と会議録署名議員の指名が行われた。
仮議長の選任は議長に委任され、引地達雄議員が新たに選任されることが確認された。
さらに、常任委員会や議会運営委員会の委員選任が行われ、新しい委員が選任された。
委員選任については、議長が指名を行い、いずれも異議なく承認された。
報告第14号では、市長の専決処分に関する事項が報告された。これは、火災現場における事故に関する損害賠償についての内容であった。
質疑は行われず、報告は終了した。
次に上程された議案第75号では、大田原市公平委員会委員の選任にあたり、藤田佳宏氏が後任として選任されることが提案された。
市長の相馬憲一氏は、議案について説明し、賛成が確認されたことで全会一致で同意された。
続いて、議案第76号の人権擁護委員候補者の推薦についても同様に進められ、こちらも賛成多数で承認された。
議案第77号では、大田原市の個人情報保護条例の制定が提案され、これも説明のみにとどめられた。
さらに、大田原市情報公開条例などの改正を含む議案第78号から第86号までの一括上程が行われ、多くの議案が説明された。
議案第87号、88号では補正予算に関する説明が行われ、特に新型コロナウイルス関連の支出についても言及されていた。
最後に、議長の君島孝明氏が定例会の散会を宣告し、次回の会議日程が設定された。