令和4年9月5日に開催された那須町議会定例会では、様々な課題について議論されました。
この日の会議では、特に地球温暖化防止と再生可能エネルギーの推進が強調されました。小野曜子議員は、那須町の地球温暖化防止実行計画の具体性の欠如を指摘しました。彼女は特に再生可能エネルギーの推進と地産地消の強化を求めました。
環境課長の矢村浩一氏は、エネルギーの地産地消に関する施策は調査研究段階にあり、具体的な支援策を講じる方針を示しました。また、議員自身が町民の意見を計画に反映させる重要性も強調しました。
続いて、田村浪行議員は、孤独・孤立問題に対する地域支援の強化に触れました。高齢者見守りネットワーク事業の実施状況や地域住民による活動を活用し、総合的な支援体制が求められています。特に、民生委員や地域のNPOとの連携を強化し、孤立を防ぐ施策が要求されています。
また、サポーター養成講座の成果として、17名が参加しているとの報告もあり、今後これらの活動を地域にどう広げて行くかが鍵となります。田村議員は、他の世代への支援も重要だとし、広い視点での孤独対策を求めました。
さらに、ソーラーシェアリングやRE(再生可能エネルギー)への助成政策の必要性も語られ、持続可能な地域づくりに向けた提案がなされました。