令和4年第4回那須町議会定例会が開催され、議案が審議された。
主な議題には、令和4年度一般会計補正予算が含まれており、全体の予算額は123億7,960万円に達した。
最初に議論された議案第2号は、一般会計補正予算(第2号)である。
竹原亞生議員は、地域おこし協力隊の活動内容について質疑し、地域課題解決の取り組みを明らかにするサービスが求められているとの考えを示した。
ふるさと定住課長の高久祐一氏は、空き家対策や人口創出に重点を置いていることを説明した。
次に、議案第3号の一般会計補正予算(第3号)についても審議され、国の緊急対策に基づく生活困窮者への支援が盛り込まれた。
町長の平山幸宏氏は、住民税非課税世帯への支給金額やその対象について詳細を発表した。
特に、2024年度の給付金支給については全額国庫補助金が充てられる。
その後、議員案第1号である委員会条例の改正案も承認され、育児や介護等の理由で出席難の議員はオンライン形式での参加が可能になった。
髙久一伸議員は、新たな時代に寄り添った議会運営が求められるとの見解を示した。
全議案は原案通り可決され、町の予算執行に関する方向性が定まった。
平山町長は、議会の決議に対し感謝の意を表し、今後の町政発展への取り組みを誓った。
議会は約18分で閉会し、議員たちは今後の健康管理に注意を促された。