令和2年第3回那須町議会定例会が開かれ、全ての議案が可決された。
本会議では、令和2年度那須町一般会計補正予算と町有財産、工事請負契約の議案が審議された。
特に、議案第15号の一般会計補正予算は、予算審査特別委員会の審査を経て、原案の通り可決される運びとなった。
議長の薄井博光氏は「ご意見がないものと認め、討論を終わり、採決いたします。」と述べた。
次に、町の除雪作業効率化を目的としたホイールローダーの購入についての議案が上程された。
町長の平山幸宏氏はこの契約に関して、1,100万円の落札金額を提示。
この購入は、緊急支援対策事業交付金を活用することで町の負担を抑える狙いがあると説明され、質疑に応じた。
髙久一伸氏は、この交付金を使った場合の町の負担が約20万円に減少する旨を確認した。
また、工事請負契約の締結に関する議案第17号も審議され、クリーンステーションの整備を進める計画が報告された。
この工事契約は、株式会社高久組が8,800万円で落札しており、町長は適切な議決を求めた。
いずれの議案も異議無しで可決され、議会の審議は順調に推移した。
さらに、議案第18号の工事請負契約の変更についても審議された。
この変更は、クリーンステーション那須旧焼却場の解体工事に関連するもので、契約額が907万5,000円増額される。
環境課長の山田浩二氏は「今回の変更はダイオキシン類の処分が補助対象」と答弁し、全ての議案は原案の通り可決された。
町長の平山幸宏氏は全ての議案の決議に感謝を表し、今後の臨時議会での追加支援策についても言及した。