令和3年12月10日、壬生町議会において定例会が開かれ、主要議題が議論された。
会議ではまず、補正予算の決議について審議が行われた。町長の小菅一弥氏は、新型コロナウイルス対策として子育て世帯への給付金を早期に給付するための経費が計上されたと説明した。具体的には、18歳以下の子供1人につき現金5万円が支給されることを明言し、早ければ12月27日頃の支給を見込んでいるという。
この予算案に対し、田村正敏議員は給付金の支給時期について質問した。こども未来課長の伊澤隆氏は、児童手当の仕組みを用いて迅速な給付を実現するための手続きを説明し、具体的な日程についても言及した。また、残りの5万円についても現金支給の方針を伝えた。
一方で、清掃センターに関する質問も寄せられた。赤羽根信行議員が故障したダストコンベアの更新工事について確認を求め、生活環境課長の川又孝司氏がその経緯と必要性を説明した。故障の原因は劣化によるもので、全体の更新が計画されている。
審査結果報告に関しては、新型コロナウイルス関連の請願が主体となり、教育民生常任委員会によって不採択されたことが報告された。陳情者からの意見陳述が行われる中、ワクチン接種に関して様々な意見が交わされたが、採決の結果、賛成は少数であった。
他の日程としては、議会運営委員会や議会広報特別委員会、庁舎建設特別委員会に関する閉会中の継続審査についても言及され、閉会をもって本日の会議が終了した。議長の玉田秀夫氏は、出席した全議員に対して謝辞を述べた。